もうすぐ11月、エレメントの生まれ故郷、アメリカでは06モデルが発表されました。そこで主な変更点を、USホンダのホームページからピックアップしてみました。 グレード構成は従来のベーシックモデルLXと装備充実のEX（日本仕様はこの中間）に加え、トップグレードのEX-Pが加わった。それぞれに2WDと4WDの5速マニアルと4速オートマチックを用意している。新グレードのEX-Pはグラディング部分をボディ同色（$500up）としているのが外観上の大きな特徴。同時にEX以上で、アルミホイールのデザイン変更とステアリングにオーディオスイッチが追加。それ以外の装備には、大きな変更はないようだ。 ボディカラーは大きく変わり、Atomic Blue Metallic／Kiwi Metallic／Nighthawk Metallic Pearl／Rally Red（LX/EX専用色）／Tangerin Metallic／Tango Red Pearl／Alabaster Silver Metallic／の７色。全体的には地味な印象、良く言えばナチュラルなイメージに変身。カラーによって、フロントグリルのカラーが違っているのに注目だ。　　 ドアハンドルまで同色にペイント ステアリングにオーディオスイッチ（左）が追加、右側はオートドライブのスイッチ アルミホイールは5本スポークから、7本スポークのデザインに変更 上の写真をよく見てみると、アンテナ形状が変更になっているが、これはEX/EX-Pだけの装備で＜XMラジオ＞対応のアンテナだ。XMラジオとは、日本のVICSの様なサービスを衛星経由で配信しているサービスで、トヨタやGMなどが提携している。受信料は9.95ドル/月だとか。 まだまだアメリカでのカーナビは発展途上で、衛星ラジオとの連動でリアルタイムな渋滞情報や事故情報などを考慮したナビゲーションが可能になる日はそれ程遠くはないだろう。しかし、ロスに限って言えば、通勤時間帯はどのハイウエィも大渋滞、避けるルートもないのが現状だ。逆に都会を離れれば渋滞なんてないに等しいから、必要性は極めて低い。因みにこのアンテナは、05モデルから装備されている。 EX-P/Atomic Blue Metallic EX-P/Kiwi Metallic EX-P/Nighthawk Metallic Pearl EX-P/Tangerin Metallic EX-P/Tango Red Pearl EX-P/Alabaster Silver Metallic もちろん従来の無塗装のグラディングバージョンはLX/EXで継続されます。しかし写真から判断する限り、グラディングのカラーはブラックとブルーだけで、05モデルまで使用されたグレーは消滅するようです。一口にグレーと言いましたが、05モデルまでは、LXはマットグレー、EXはメタリックグレーの２パターンがあり、日本仕様は上級モデルのメタリックグレーが採用されています。いずれにしても、今回廃止されたことで、貴重度さらにアップ・・・ですか？ EX/Alabaster Silver Metallic：ブルーグラディング 個人的な感想としては、EXのシルバー系×ブルーのグラディングが格好いいと思う。同色にペイントされたEX-Pエレメントは、チョットらしくない印象。売らんが為に、オリジナルを棄ててマーケットに迎合しなければならないのか・・・悲しいな。・・・後日、実車を見ましたが、これはこれで良い感じ、「アリかな？」と思いました。 EX（ブラックグラディング）/Rally Red（LX/EX専用色） EX（ブラックグラディング）/Atomic Blue Metallic EX（ブラックグラディング）/Nighthawk Metallic Pearl